音楽事業を中心として行っているエイベックスが労働基準監督署から勧告を受けたことについてその社長である松浦勝人氏のブログでのコメントが話題となっています。松浦社長は、現時点の決まりだから真摯に受け止め対応していると前置きしたうえで、労働基準監督署は今の働き方を無視するような取り締まりを行っているとし、一部の目立つ企業だけを見せしめのように報道することに対して名誉毀損に当たると思うなどと主張しています。また自分たちの仕事は好きで働いている人が多く、労働時間を抑制されるのは不本意だとして現行の労基法を批判しました。先日、電通の社員が過労自殺したことが労災として認められ、大々的に報道されたことが記憶に新しい中で、これはかなり強気な発言だと思います。ネットの反応も否定的な意見が多く、松浦社長の言う今の働き方は世間的には是正すべきであるとの見方が強いようです。経営者や役員、またフリーランスのような立場の人間と一般の労働者とでは働くことに対する意識に差があり、その上からの下への意識の押し付けが現在の歪んだ労働環境を生み出した一因なのでしょう。